この記事を読んでくださる方は、おそらく愛和病院で出産予定の方だと思います。
その中でも特に、「予定帝王切開」で出産する方がこの記事を読んでくださっているのかな。
私は川越が地元ということもあり、1人目も2人目も川越の愛和病院で出産しました。
1人目が逆子だったため予定帝王切開、その関係で2人目も自動的に帝王切開となりました。
そこでこの記事では、私が経験した「愛和病院での帝王切開」の記録をご紹介します!
こんな方向けの記事
- 愛和病院の入院生活が気になる方
- 帝王切開についての”リアル”を知りたい方
帝王切開を控えている方の参考になれば幸いです!
この記事でわかること
- 予定帝王切開の流れ
- 愛和病院で出産したリアルな体験談
- 当日慌てない持ち物一覧
- 愛和病院で準備してくれるもの・プレゼント一覧
入院から帝王切開前後の流れ(2022年5月時点)
入院前日
夜0時まで飲食可
0時〜翌朝7時まで 指定の経口補水液のみ可
朝7時以降は飲食不可!水もNG!
※手術の前に、何時まで飲食したか聞かれますので覚えておきましょう!
入院当日
入院準備(手術前)
9:30入院手続き→13:30か15:00の手術か決定
(私は15:00の手術でした)
↓
送ってくれた家族(おそらくご主人)は一時帰宅
↓
妊婦さんは回復室に案内される
↓
ショーツ以外脱いでナイティ(入院着)に着替え、医療用の着圧ソックスを履く
↓
尿検査
↓
看護師さんが来て
・コンタクト外してあるか
・貴金属類外してあるか
・ネイルは取ってあるか
などの確認や、手術の流れについての説明がある
また、入院に際する同意書にもサインする
↓
バースプラン提出
↓
2回目の手術で腹帯で持参した場合は、バッグから取り出しておくように言われる
(初めての方は病院で準備してくれる)
↓
NST 30分ほど
↓
点滴の針を入れる(←非常に痛い)
↓
血圧測る
↓
手術で切る下腹部の剃毛
↓
希望があればBGMのCDを渡す
↓
最後の妊婦健診、先生の診察を経て時間まで待機
↓
イヤホンつけてテレビ見るのもよし、スマホ触るのもよし!
手術直前
手術の30分前になったら、旦那さんに病院に来てもらい、手術まで面会。
(看護師さんが夫婦の記念撮影してくれました!)
↓
手術の時間になったら、旦那さんと別れ、歩いて手術室へ。
↓
30分ほどで手術終了。(手術の詳細は後述します)
↓
希望すれば、赤ちゃんが出てくるところをモニターで確認可能。
私はそれに加えて胎盤を触らせてもらいました!
↓
赤ちゃんの状態の確認が済んだら、顔の近くに赤ちゃんを連れてきてくれます。
そこで写真撮影!
↓
諸々終わったら、再び回復室のベッドへ。
(翌朝までここで過ごすことになります)
手術後
・回復室のベッドで心電図・血圧計など繋がれる
・血栓予防のために足にマッサージ機を装着
↓
赤ちゃんの準備が整ったら、パパは新生児室で窓越し面会
その後回復室に案内され、ママと赤ちゃんと面会
赤ちゃんを抱っこしたり写真撮ったり。
看護師さんが家族の写真も撮ってくれました!
↓
時間になり赤ちゃんは新生児室へ、パパもここで帰宅。
手術後1人になって
※基本的に暇です。
何も無い時はずっとスマホいじってました。
イヤホンつければテレビも見れます!
17:00
・薬剤師さんが巡回して服用する薬の説明
・定期的な悪露のチェック(←非常に痛い!!)
・麻酔が解けて足が動くようになる
・マッサージ機外される
・なんか上半身がかゆい!麻酔のせい?
・汗めちゃくちゃかく!!発熱しているためとても暑い!!
20:00
・水の摂取スタート!朝7時以来の水分!
(ストローキャップでなくストローでも飲めた)
・痒みが止まらない
・汗も止まらない
22:00
・ヴィダインゼリーが渡される
・汗を拭くためのおしぼりが渡される
(痒すぎて全然足りなかった)
・消灯
手術翌日
8:00
・朝ごはんはおかゆ
・痛み止めが切れ始める
・ベッドから起き上がるのが第1の難関
11:00
・麻酔が切れて、本格的に痛い
・痛み止め飲む(本当は痛む前に飲んでおくべき)
11:15
・部屋に移動するとの案内がある
・立ち上がるだけでもやばい痛い(第2の難関)
・歩きながら説明受ける
・術後初めてのお小水(第3の難関)
12:00
・豪華なランチ
・荷物とか確認する元気なし
・ベッドに横になるのも起きるのも一苦労
(リクライニングベッドに感謝)
14:30
・術後はとにかく歩けと言われる
・点滴スタンドを杖のかわりにして新生児室へ歩いていく
・赤ちゃんを抱っこさせてもらって痛みふっとぶ
15:00
・おやつ
16:00
・痛み止め再び→17:00激痛!!!
17:30
・痛み止めが効かず、点滴してもらう
18:30
・だいぶ楽になる
→頭痒くて洗って着替えたらスッキリ
22:00
・飲み薬飲む
23:00
・やっぱり飲んでも痛い!
→点滴してもらってやっと寝れた
2日目の痛みが山場
帝王切開の流れはざっとこんな感じです。
伝わりましたか?
帝王切開を2回経験した私から伝えたいことは、
2日目の痛みを乗り越えれば大丈夫!ほんとに!
3日目以降はなんとかやっていけますよ。
母子同室が始まれば、赤ちゃんがかわいくて痛みところではなくなりますし。
あなたの健闘を祈ります!
帝王切開の30分間について
では、ここでは帝王切開手術中の話を簡単に。
手術室の前でキャップかぶる。
(髪が長い方は結んでおく)
服を脱いで手術台へのぼる。
手術台に寝転がってなされるがまま。
縮こまって麻酔!
消毒がひやっとする。
注射されるときはめちゃくちゃ痛い〜
今回は2回目の針で右太腿に激痛!
すぐに下半身があたたかくなってくる
尿道カテーテルいれたり、いろいろ
先生が麻酔効いてるかチェックする。
触られている感覚はするけど、
先程ひやっとした消毒が冷たくない。
そして、ここでハプニング!
いざ始めるよ、ってときに意識が飛びそうになる。
貧血で倒れる感覚に近い。
あ、やばいかも。
あとで聞いた話ではどんどん脈が遅くなり、
軽く心臓マッサージされたらしい!
なかなか珍しいことでスタッフさんも焦ったみたい。
めちゃくちゃ眠い、朦朧としてる
源さんのBGMがなかなか入ってこない笑
15:19 2880g誕生!泣いた〜
胎盤触らせてもらう!想像以上にでかい!
赤ちゃん連れていてもらい写真撮影。
とてもかわいい女の子!
あれよあれよで、服を着せられて回復室へ
という感じでした。
これは、手術後にメモした内容ほぼそのままです。
少し分かりにくいかもしれませんが、
流れを少しでもお伝えするために載せておきます。
ここが辛いよ、帝王切開
さて、予定帝王切開は陣痛が来る前に手術をします。
私は帝王切開でしか出産をしたことがないので、陣痛を経験したことがありません。
だからその辛さはわかりません。
しかし!帝王切開が辛いのは術後。
きっとこれから帝王切開する方は、この術後の痛みについて不安に思う方もいるはずです。
そこでこの章では、帝王切開をするなら必ず経験する「術後の痛み」についてご紹介します。
これを読めば、少しでも心の準備ができるはずです。
※知りたくない!という方は、この章は読み飛ばしてください。
術後の痛み8選
痛みについては個人差があります。
ここでご紹介するのは、あくまでも私個人が経験した痛みですので、
全ての方にあてはまるとは限りません。
こんな痛みもあるのか〜ふむふむ。
と、頭の片隅に置いておいていただければと思います。
術後の痛み8選!
- 悪露の確認でお腹プッシュされるとき!
- ベッドに横たわる、起き上がる
- ベッドから立ち上がる
- 咳・くしゃみ
- 笑う
- お小水のときがびっくりするほど痛い!
- 排便時はお腹の傷が裂ける感覚に!
- 抜糸が地味に涙出る
いかがですか?
②〜⑤については特に説明はいらないでしょう。
腹筋を使う動きをすれば当然のように痛いです。
特に手術の翌日に初めてベッドから起き上がるときが第一の関門です。
あれは想像を超えるレベルで自分のチキンさを痛感しました。
ここでは、①⑥⑦⑧について補足します!
①悪露の確認と子宮収縮の確認のために、看護師さんがお腹をぐぐっと押します。
これが術後、定期的に行なわれます。
麻酔が効いているときはいいのですが、切れ始めたときのお腹プッシュが、かなり痛い!
こんな話どこにもなくて。
1人目のときは、お腹押されながら、この痛み聞いてない〜!と内心叫びながら本当に涙出ました。
続いて⑥お小水のとき。これも知らなかった!
後陣痛のせいもあるのかな?
お小水出し終わるタイミングでお腹がギューーーーンと締め付けられるような痛みが!
2回目からはこわくて、お腹に少し力を入れてゆっくりゆっくり出すことを心がけました。
⑦排便時もね、こわいのです。
もうね、痛すぎてお腹裂けるー!ってなります。
だから最初はなかなか出ません。出せません。
でも溜まると余計に出なくなってさらに痛くなるので早めに出しましょう。
便秘気味な方は遠慮せず、酸化マグネシウムをもらってください。
そして、切ったお腹が裂けることはまずないのでご安心を。
最後⑧抜糸。うん、これはほんとに地味に涙出るレベル。
お腹の毛を抜かれる感じで、チクチク痛い。
それまでの痛みにしたら大したことないけど、退院前の最後の難所です。
我慢せず痛み止めを飲もう!
いかがでしたか?
以上が今思い出せる8つの術後の痛みでした。
帝王切開では、脊髄くも膜下麻酔と硬膜外麻酔という2種類の麻酔を打ちます。
このうち、術後の痛みを緩和してくれるのが硬膜外麻酔。
だいたい手術翌日の朝頃まで効きます。
そこからが、上でご紹介した痛みとの戦い!
もちろん痛み止めは出してくれますから、安心してください。
痛みによっては効き目が強い薬も処方してくれますし、場合によっては点滴も打ってくれます。
私は1人目のときはなんとか我慢したのですが、
2人目の時に痛みが我慢できず、2度点滴してもらいました。
そのおかげなのか、1人目のときよりも回復が早かったような気がします。
だからあなたも、痛みは我慢せず身体の回復を優先させましょう。
ゆっくり眠ることができれば、翌日からかなり動けますよ。
ここがすごいぞ、愛和病院
さて、ここでは愛和病院での出産についてメリット・デメリットをご紹介します。
私は愛和病院でしか出産したことがないので他と比べることはできません。
しかし、日本でNo. 1の分娩数を誇る愛和病院での出産はストレスフリーでした。
あなたにもその素晴らしさをお伝えします!
愛和病院で出産するメリット
私は2回ともプレミアプラン(個室)で入院期間を過ごしました。
とても快適だったので全員におすすめしたい!
他にも愛和病院で出産したメリットがたくさんあるのでご紹介させてください。
- 個室がホテル並みの設備&サービス
- 食事が豪華
- 授乳相談が手厚い
- いつでも赤ちゃんを新生児室に預けられる
- アロママッサージが受けられる
- 2人目以降の出産で割引がある
- 入院時の持ち物が最小限で済む
個室がホテル並みの設備&サービス
個室はテラスからの眺めが気持ちいいスタイルAと、
小上がりがあるスタイルBがあります。


どちらの部屋も、まるでホテルのようなしつらえで、ゆったり過ごせます。
冷蔵庫の中にはゴディバのチョコレートやフリードリンクが!

そして、身の回りのお世話をしてくれる「おもてなし係」という方々がいます。
要望を伝えればすぐに対応してくれます。
まるでホテルのコンシェルジュ!
どのスタッフさんもとても親切で、心のこもった対応をしてくるので快適な入院期間を過ごせます。
さらに!個室の方だけが使用できる「エグゼクティブラウンジ」というスペースもあります。

ここにはマッサージチェアやパソコン、雑誌が置いてあり、自由に使うことができます。
14:00〜20:00の間は、あたたかい飲み物とお菓子を自由に楽しめます。
とても病院とは思えない充実のサービス!
個室は費用がかかりますが、プライベート空間でゆっくり休めるのでとてもおすすめです!
食事が豪華
ここもおすすめポイントです!
産後のお食事はママのからだはもちろん、母乳づくりのためにもとても大切です!
愛和病院では、しっかりと栄養を取りながらも、旬の食材をふんだんに使ったメニューを毎食楽しむことができます。
朝昼晩の他に、おやつと夜食まで用意されています!
一例をご紹介します!↓










おやつはこんな感じでした↓



そして退院前日のランチは「ハッピーテーブル」という特別メニューが用意され、フレンチを堪能できます。
これがまたおいしかった〜!




退院したらこんな美味しいもの食べる暇はなくなるので、入院期間中にたくさん食べてしっかり栄養を補給しましょう!
授乳相談が手厚い
1人目の出産のときは、手厚い授乳練習にとても助けられました。
帝王切開の場合は、手術後2日目(入院3日目)の午後に授乳練習があります。
そこから毎日10:00、13:00、16:00の授乳の時間には担当の看護師さんが丁寧にレクチャーしてくれます。
おっぱいの出やおっぱいの状態について、
また赤ちゃんのおっぱいの吸い付き方など
一人一人に対して個別にアドバイスをくれます。
不安なことがあればなんでも相談して、入院期間中におっぱいに関する悩みは解決してしまいましょう。
帝王切開の場合は入院期間が長いので、その分たくさんレクチャーを受けることができました!
いつでも赤ちゃんを預けられる
愛和病院では帝王切開の場合、入院3日目の午後から母子同室となります。
時間は普通分娩の方も共通で10:00〜22:00と決まっています。
この時間内でもいつでも赤ちゃんを新生児室に預けることができます。
ゆっくり休みたいとき、シャワーを浴びるとき、アロママッサージを受けるとき、など。
夜間の授乳も、希望すれば自分であげることもできますが、新生児室のスタッフの方にお任せすることもできます。
自分の体調に合わせて赤ちゃんとの時間を過ごせるのが、いいですね!
アロママッサージを受けられる
プレミアプランの場合は60分
カジュアルプランの場合は30分の
アロマリラクゼーションを受けることができます。
入院中にこんなリラックスタイムがあるなんて驚きです!
2人目以降の出産で割引がある
愛和病院での出産が2回目以上になる場合は、出産費用から下記の金額が割引になります。
2回目のお子さまの場合 2万円
3回目のお子さまの場合 3万円
4回目のお子さまの場合 4万円
5回目のお子さまの場合 5万円
また、愛和病院で生まれたパパ・ママの場合は1万円割引き!
出産費用は安くありませんから、嬉しい制度ですね。
入院の持ち物が最小限で済む
このあと詳しくご紹介しますが、愛和病院では入院の持ち物がとても少なく済みます。
レンタルできるものが多いことに加え、消耗品などは一式揃えてくれているからです。
少なくとも母子手帳さえあれば大丈夫、と言われるほど!
入院バッグを準備するのは何かと大変なので、身軽に入院できるのはとてもありがたいです。
愛和病院で出産するデメリット
私は愛和病院での出産でデメリットに感じたことはありません。
が、人によっては気になるのかな?という点を挙げてみました。
- 完全な母子同室ではない
- 個室の入院費が高い
- 一度帝王切開すると二度目は帝王切開
愛和病院では、母子同室の時間が決まっています。
それがメリットに感じる方もいれば、デメリットに感じる方もいるでしょう。
愛和病院では入院期間は母体の休養&回復を優先してほしいとの考えで、夜間は新生児室で預かります。
しかし退院後、いきなり夜間も赤ちゃんと過ごすことになるので、対応の仕方に不安を覚える方もいるはずです。
完全な母子同室を希望する方は愛和病院は向かないと言えます。
また、個室の料金が高い!
一泊の値段が、3人床だと5,000円、2人床だと7,000円なのに対し、なんと個室は22,000円!
帝王切開だと入院期間も長いので、その分料金がかかります。
でも、個室なら周囲を気にせずゆっくり休むことができるので、とてもおすすめです。
最後に、帝王切開について。
1人目を帝王切開で産んでも、2人目は経膣分娩できる産院もあります。
しかし愛和病院は例外なく帝王切開となります。
どうしても経膣分娩が良い場合は、ほかの産院を選ぶことになります。
当日慌てない持ち物一覧
愛和病院ではほとんど入院グッズを持参する必要がないくらい、備品が揃っています。
が、当日慌てないために余裕があれば少しずつ準備しておきましょう。
詳しいアイテムは下記の記事で紹介していますので、参考にしてください!
記事の最後には便利なリストも載せてありますのでどうぞご活用くださいませ。
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【コロナ禍の帝王切開で出産】入院バッグの中身|あってよかったもの・絶対に必要なもの
愛和病院で提供されたもの

愛和病院で提供されたものは、
自己負担で購入する消耗品とサンプル品など合わせて
下の写真の通りです。


また、退院時には退院着と選べるプレゼントがもらえます!

1人目を出産するときはおくるみだけだったので、
こんなに選択肢が増えていてびっくりしました。
まとめ|愛和病院での出産は帝王切開でも安心&快適!

いかがでしたか?
愛和病院で出産するイメージが少しでもつきましたか?
これからお産を迎える方の不安を少しでも減らせたら幸いです。
どんな形でもお産はとても幸せに溢れています。
一方で出産直後の母体はボロボロです。
無理せず休める時にしっかり休んで周りのサポートを存分に受けて乗り切りましょう!
あなたの幸せな出産を心からお祈りしています。
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