
HMとの打ち合わせでどんなことを準備しておけばいいのかわからない!
今回はそんな悩みにお答えします!

何の準備もせずに家づくりの打ち合わせに臨むと、
ハウスメーカー主導で進み、自分たちの要望がうまく伝わらなくなってしまいます。
限られた時間の中で自分たちの要望をもれなく伝え、かつそれを叶えてもらうために
事前準備は絶対に必要です!
この記事を読んで、有意義な打ち合わせの時間にしてくださいね。
打ち合わせ前にすべきこと8選
私たち夫婦が実際に行なった事前準備はこちら↓
- 家族で意見を一致させておく
- 家づくりに必要な知識を身につける
- 予算を決める
- 外回りの使い方を考える
- 居住する予定の人数を想定する
- 家財の量を把握する
- 好みのイメージ画像を集める
- 叶えたい要望を洗い出す
順番にご説明していきます!
家族で意見を一致させておく

まず大前提として、家族で意見を一致させておきます。
「2階建てがいい」「いや、平屋がいい」
「2世帯住宅にする」「そんな話聞いてない」
打ち合わせの場で食い違う夫婦の意見、打ち合わせがスムーズに進むはずがありません。

話し合いが進むにつれて、意見が合わないことが出てくるのは当然のことです。
しかし、「家づくりの方向性」「世界観・コンセプト」「将来思い描く理想の暮らし」
など、大枠についての意見合致は事前にしておきましょう。
特に、「将来思い描く理想の暮らし」について話し合っておけば、
家づくりにおける大事な軸ができあがります。
ぶれない軸があれば、多少の意見不一致があっても進んでいきますよ!

家づくりに必要な知識を身につける

これも非常に大切です。
注文住宅を建てていて感じたことは、
専門知識がないと難しすぎる!
でした。
幸い、私も夫も住宅業界で働いていたことがあったので、多少の知識はありました。
それでも、知らないこと・見落としそうなことがたくさんあり、苦労しました。
ましてや、何も知識がない方が家を建てようと思ったら、、、そりゃもう大変ですよ!
ハウスメーカーの良いなりにならないよう、施主は賢くなりましょう。
自分たちが長く住む家ですから、他人任せにしないように勉強は必要です。
無料で情報収集
今は無料で得られる情報がたくさんあります!
ブログ・Instagram・YouTubeなど有益な情報を発信している方がたくさんいます。
とくに勉強になったYouTubeチャンネルのリンク貼っておきます。
ラクジュ建築と不動産
家づくり初心者は全員見るべし!
90年住める家のスペックがまるわかりです。
げげ
家の性能とデザイン性の両立を図りたい方必見!
コラボ動画もとても勉強になります。
YouTube不動産
よく見かける間取りの盲点についてズバッと解説してくれます。
これを見てデメリットを納得した上で間取りを決めると不安がなくなります。
Kindle Unlimited
また、Kindle Unlimitedを使えば、月額980円で対象の書籍が読み放題です。
下にあげた3つの本はどれも対象です!
無料期間30日間に解約すれば、0円で読むことができるのでおすすめです!
予算を決める

では、続いて予算です!
おおまかなものでかまいませんので、設定しておきましょう。
あいまいな状態だと、営業さんもどういった提案をすればいいのか迷います。
予算が低ければコストを抑えたコンパクトな提案、
予算が潤沢であればオプションをつけて豪華な仕上がりになります。
また予算の設定の仕方として、毎月の住宅ローン返済額から考えるとよいでしょう。
「住宅ローンシミュレーション」を使うと、月々の返済額が簡単に試算できますよ!
無理なく返済できる住宅ローン比率は、「手取り収入の20%程度」と言われることが多いです。
各家庭で状況は異なると思いますから、不安な方はFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのもおすすめです。
外回りの使い方を考える

詳しい外構の話が出てくるのは、打ち合わせの終盤になることが多いとよく耳にします。
しかし、あらかじめ車・自転車・バイクなどの駐車スペースを確保しておかないと、
あとから足りなくなってしまうかも!
家の大きさや形、配置が決まってしまうと変更が難しくなるので、
必ず必要になる駐車場の広さは、初期の段階から検討しておくとよいです。
また、駐車スペース以外の場所で何をしたいですか?
ウッドデッキでバーベキューでしょうか?
ガーデニングですか?手入れ不要なコンクリートでしょうか?
最初から決めておく必要はありませんが、外構費の予算に関係してきます。
建物にばかり気を取られて外構の予算を確保しておかないと、残念な外観になってしまいますよ。
我が家は最初から夫が動いてくれたので、「相見積もり」もできて、大幅な減額に成功しました!

居住する予定の人数を想定する

子どもは何人なのか、将来親と同居するのか。
なかなか将来のことは想定しにくいですが、
居住する人数は家の大きさや部屋の数に関係してきます。
家づくりをするにあたって、時間をとって話し合うことをお勧めします!

計画通りの人生になる確証はありません。
しかし想定しておくのと、しないのとでは対応のしやすさが変わってきますよ。
親と同居する可能性があるなら、バリアフリーにしておく
子どもが増える予定があるなら、将来仕切れる部屋を用意しておく など。
ポイントは、「間取りをがちがちに決めすぎない」こと。
少し余白を残した間取りにしておくことで、フレキシブルに対応できます!
ここはこだわったポイントがあるので、別の記事でご紹介します!

家財の量を把握する

新居にどれくらいの収納スペースを作るか参考になります。
リビングや部屋の広さばかりに気を取られ、
収納スペースが足りない!なんてことにならないように気をつけましょう。
収納率=10〜15%という目安もありますので参考にしてください。
収納率=収納スペース÷総床面積×100=10〜15%
★30坪であれば、3〜4.5坪(6〜9畳)が目安になります。
我が家が契約した北洲ハウジングでは、営業さんが家に来て家財を調査してくれます!

北洲ハウジングの「家財調査」
間取りの打ち合わせを行なう前に、営業さんが自宅まで来てくれます。
(自宅を細かく見られたくない方は断ることもできます!)
- 家にある家具や家電のサイズを測る
- 家中の写真を撮られまくる(クローゼットの中までしっかり!)
これをしてもらうと、間取り作成の際に必要十分な収納スペースを確保した提案をしてくれます!
これはとても画期的!家の中は正直かなり恥ずかしい状態でしたが、最適な間取り提案のために行なってもらいました。

好みのイメージ画像を集める

言葉で説明するよりも好みを正確に伝えることができます。
私は、Instagramの他にPinterestやRoomClipを利用しました!

初回のうち合わせでは、各部屋ごとに希望するイメージ画像を貼り付けた資料を持参したところ、
設計士さんにわかりやすいと言われて話が盛り上がりました!
でも、やりすぎは禁物です。
相手の“発想”を奪いかねませんので、ほどほどにしましょう。
私は若干やりすぎた感がありますが、”こだわりが強い”ことは伝わったと思います。

叶えたい要望を洗い出す

契約後に見積もり金額が上がらないように、初めの段階から要望はMAX値にしておきましょう。
アールの下り壁をやりたい、ニッチ収納をつけたい、勾配天井にしたい、など細かいところから、
太陽光・全館空調・床暖房など金額が大きいものまで。
少しでも気になるようであれば見積もりに入れてもらいましょう。
またHMが推している機能・設備を初期の段階で入れておくこともおすすめです。
あとから追加するには躊躇してしまいますが、削ることはいくらでもできますから。
私たちはこの作戦で、初回の見積もりから最終見積もりまで-90万円の減額に成功!

この話もまた別の機会に!
まとめ:事前準備が肝心

ハウスメーカーとの打ち合わせ時間は限られています。
回数が決まっているメーカーもあります。
短い時間の中で自分たちの要望を明確に伝えるには、事前準備が肝要です。
満足のいく家づくりをするためには、絶対に他人任せにしてはいけません!
私の実家は某大手ハウスメーカーで建てましたが、
母が細かいことは全部HM任せにしてしまったことで、とても後悔していました。
あなたがつくる家に住むのはあなたであって、営業さんではありません。
働きながら、子育てしながら家づくりをしている方は、時間がなくて本当に苦労しますよね。
だからこそ、効率的に家づくりを進めましょう。
この記事で紹介した準備をして、有意義な打ち合わせの時間にしてください。
最後におさらいです!
- 家族で意見を一致させておく
- 家づくりに必要な知識を身につける
- 予算を決める
- 外回りの使い方を考える
- 居住する予定の人数を想定する
- 家財の量を把握する
- 好みのイメージ画像を集める
- 叶えたい要望を洗い出す
この記事が参考になった方は、よければ下のボタンをクリックしていただけたら嬉しいです。

にほんブログ村

平屋住宅ランキング