
トイトレを始めたいけど、具体的な方法がわからない...
そんなお悩みに対して、今回は我が家でトイトレを最短で成功させた方法をご紹介します!

私の娘は1才9ヶ月のときに、おまるとトイレ、どちらも成功しました。
うんちはまだおまるで数回の成功だけですが、日中のおしっこはほぼトイレでしています。
(外出時と就寝時はオムツをつけています。)
早いね!と言われることが多いので、今回はその方法をご紹介します。
注意点!
この記事を読む前に、必ずこちらの記事をお読みくださいね。
トイトレ成功への大切なことが書いてあります。
今回ご紹介する方法だけを実施しても、うまく行きません。
むしろ失敗するかもしれません。
それでは本末転倒なので、この先に進む前にどうかお読みくださいね。
それでは、我が家で実践した本格的なトイトレについてご紹介していきます!
トイトレの方法ー最短で成功させる手順ー
根拠
これから紹介する方法は、
・書籍からの情報
・助産師さんの情報
・私の母からの教え※
などを参考にして実践しています!
※私の母は結婚前に幼稚園教諭、結婚後は3児の母、そして60才を過ぎるまで現役の保育士でした。
教えてもらった方法は私たち兄弟に実施したことと保育園で行っていた方法です。
ただやみくもに実践したわけではありませんので、みなさんも安心してトライしてくださいね!

事前準備・アイテム編
まずはトイトレに必要なアイテムを揃えます!
前回の記事で紹介したものもありますが、こちらでも改めて取り上げます。
やる気を高めるためにも、可能な限り子どもと一緒に選ぶことをおすすめします!

トイトレに必要なアイテム
- 補助便座、踏み台
- おまる
- トレーニングパンツ(20枚前後)
- 雑巾
- バケツ・つけ置き用洗剤
補助便座
我が家は機能面・デザインよりも子どもの興味をそそることを重視して選びました。
トイレに行きたくなるように好きなキャラクターもおすすめ。
普段キャラものをほとんど買わない我が家ですが、補助便座は娘の興味を優先しました!

踏み台は補助便座と一緒に準備しておきましょう。
自分で昇り降りするだけではなく、身体を支えてふんばるために必要です。
おまる
私は補助便座があればおまるはいらないと思っていました。
しかし実家で使ってみて、なるほど納得。
実際にトイトレをする時には、補助便座よりもおまるから始めたほうがスムーズでした。
おまるを使うメリット
- 地面に足がつくので怖くない&踏ん張りやすい
- リビングで遊んでいるときに、すぐアクセスできる
補助便座はあくまでの大人用の便座に乗せるので、高さがあります。
子どもは怖く感じることもあるでしょう。
その点おまるは、座面が低いので足が地面につきます。
いきなりトイレでするより怖くありませんよ。
我が家の娘は初めてのおしっこはトイレではなく、おまるでした!

また、おまるはトイレまで行く必要がないので、
リビングで遊んでいて、その流れでおまるに座らせることができます。
1分1秒を争う場面ではおまるが圧勝!
このアクセス性は補助便座よりもおまるに軍配が上がります。
おまるのデメリット
- 掃除がめんどう
- 置き場所に困る
補助便座であれば、おしっこやうんちはそのまま流れていきます。
しかしおまるはそうはいきませんよね。
でも中身をトイレに流して本体を洗うだけなので、慣れてしまえば簡単ですよ。

流せるおしりふき
おまるでおしっこやうんちをしたとき、流せるおしりふきを使えば
そのままトイレに流すことができるので便利です。
続いて、トレーニングパンツ・雑巾・バケツはお漏らしした際の対応で使います。
雑巾
雑巾はおもらししたときにすぐに掃除できるように。
バケツ
バケツは汚れたトレーニングパンツを漬け置きするために。
オムニウッティはフタがついているので、バケツとしてだけではなくおむつのゴミ箱としても使えます。
赤ちゃんが小さい時は「オムツペール」として、大きくなったら「つけ置き用のバケツ」として使うことができます。
我が家でも使っていますが、おすすめですよ!

トレーニングパンツ(大量)
そしてトレーニングパンツはどんどん取り替えるために、大量に準備しておきます。
トレーニングパンツにもいろいろ種類がありますが、
ライナーが分厚いものは漏れにくい、しかし乾きにくい。→初心者向け、夏向け
ライナーが薄いものは乾きやすい、でも漏れやすい。→慣れてきたら、冬向け
と、一長一短です。
迷ったら、お子さんが好きな柄を選べばいいでしょう。

トイレ・トレーニングパッド
これは一応購入しましたが、長女は拒否!
大きめの生理用ナプキンみたいな感じでした。
なんだかごわごわして嫌だったみたいです。

無理して買う必要ないかと…
1才9ヶ月で成功したトイトレの方法
では、いよいよ我が家で取り組んだトイトレの方法をご紹介します!
何度も申し上げますが、みなさんがこの方法を取り入れる場合には、
必ず「プレ・トイトレ」の期間を経てからにしてくださいね。
ざっくりとした流れを紹介します!

トイトレ成功までの道のり
- おまるに慣れてもらう
- おねえさんパンツ(トレーニングパンツ)がいかにかっこいいか熱弁
- おねえさんパンツを履かせる
- おねえさんパンツを履いた子どもを褒めちぎる
- おもらしをしたら淡々と片付ける
- おしっこの間隔を計測する
- タイミングを見て、おまるかトイレに誘う
- 出ない場合はさっと切り上げる
- 再度、誘ってみる
- おまるorトイレでできたら褒めちぎる!
この流れを実践したのは1日のみ。
我が家の長女は「プレ・トイトレ」の期間が長かったので、
トイレが彼女にとって当たり前の存在になっていたのでしょう。
なんと、おまるを購入した次の日にはおまるでのおしっこに成功しました。
それでは、1つずつ説明していきますね。

おまるに慣れる
服を着たまま、またがってみる。
「絵本で見たやつだね、座ってみる?」
と、最初はおまるでごっこ遊び。
大丈夫そうならオムツ脱がせてみてもよし!
ただし、1度おまるでできるようになったら遊ばせるのはやめましょう。おもちゃではなく「おしっこやうんちをする場所」だということを伝えていきます。
おねえさんパンツをめちゃくちゃ褒めちぎる
トレーニングパンツのことは、「おねえさんパンツ」「おにいさんパンツ」と呼びましょう。
「赤ちゃんが使うオムツとは違うんだよ、成長したんだよ」ということを伝えてあげます。
「あ!このパンツすごくかわいい!これ履いたらとってもおねえさんになるなー!いいなー!」
と、おねえさんパンツの存在を讃えます。
その後、履いてみる?と誘い(おむつの上からでもよし)履いてくれたら、またまた褒めちぎる。
「すごくかわいいー!いいなー!おねえさんパンツはいた〇〇ちゃん、とても素敵!ますますお姉さんになるねー!」
最初はおもらしして当たり前!
そして、そのままトレパンを履いていれば当然おもらしします。
とにかく「おしっこできたねー!」とほめます。
決してネガティヴな印象を与えないようにします。
そして、淡々と後片付けをするだけ。
「次のパンツはどれにする?」と選んでもらうと、さらにGOOD!
おしっこの間隔を計測
大体でいいので、おしっこの間隔を測ります。
個人差がありますが、最初は45分〜60分程度の間隔でしょう。
オムツだとおしっこの間隔がわかりにくいので、
最初だけは大洪水覚悟でおねえさんパンツ履かせる作戦はおすすめです!
おしっこの間隔がわかってきたら、おまるかトイレに誘ってみる
「そろそろおまる座ってみようか?それともトイレに行ってみる?」
など、ごく自然にさらっと誘ってみます。
ポイント
「いやだ!」と断られたら、「そっかー!」とさらっと諦めましょう。
最初からしつこくするとますます嫌がられてしまいます。
いよいよ、座ってみる!
も、最初は出ない。
便座に座っても出ない時は、さくっと切り上げる
「出ないねー、またもう少ししたら座ってみようか!」
出ないのに長いこと座らせないのがポイントです。理由は上と同じ。
サクッと切り替えて、再チャレンジ。
そして、ついにおまるで成功!
このときは、もうめちゃくちゃに褒めます!!!!
初めておまるやトイレでできた時の感動は凄まじいですよ!

私は嬉しくて、隣の部屋にいた両親の叫んで呼び寄せました。笑
こんな感じで、一度おまるやトイレで成功すればあとは親のがんばり。
タイミングよくトイレ・おまるに誘うのみです!
2才0ヶ月の娘は自分からトイレに行くところまでは進んでいないので、進捗があり次第ご報告します!

番外編:トイトレを始めたきっかけ
正直なところ、私はそこまでやる気はなくて、まだしばらく先でもいいでしょ〜と思っていました。
しかし、2人目の出産のために里帰りしているとき、私の母がやる気マンマンでした。
「こっちにいる間に、オムツ外してあげるから!」と。
母にとっては「2才の夏」がポイントのようでした。
ちょうどこの時期に里帰りしていたので、良いタイミングだと思ったのでしょう。
そして、本当に外れてしまったのですから驚きです。
みなさんもトイトレを始めるタイミングについて迷う方もいると思いますが、
「プレ・トイトレ」の期間が十分に取れているのであれば、
よし、やってみるか!という軽い気持ちでスタートするのもありですよ。
トイトレをする上で忘れてはいけないポイント
ここでは、トイトレをする上で忘れてはいけないポイント、心構えをご紹介します。
おおらかな気持ち
親の気持ちは子どもにすぐ伝わります。
うまくいかないときにネガティブな感情を持ってしまうと、子どもは敏感に察知します。
お漏らししてしまう自分を責めたり、トイレがいやになってしまうかもしれません。
最初からうまく行くはずないので、とにかく親のメンタルを整えることはとても重要です。
おおらかな気持ちでどっしりと構えていましょう。
子どもに選んでもらう
親が勝手に進めるのではなく、子どもに選んでもらう場面を作りましょう。
「今日はパンツにする?おむつにする?」
「トイレは遊んでから行く?それとも今行く?」
「どのおねえさんパンツ履く?」
など。
この方法は2才ごろにやってくる「イヤイヤ期」の対応でも活用できます!

2才前後は「自分で決めたい!自分でやりたい!」という気持ちが強くなる時期です。
その気持ちをうまく活用してトイトレを進めるために、「子どもに選んでもらう」ことはとても有効です。
ケース別対応方法「こんなときどうする?」
トイトレをしていると、うまく行くことばかりではありません。
こんなときどうすれば?という疑問に対して、我が家の実体験を踏まえてお応えします!
おもらししたとき
最初はおもらしして当たり前です。
そんなときに、以下の行動はNGです。
・「もう、またおもらしして!」とうんざりしながら小言
・めんどくさそうに、いやいや掃除する
そんなことわざわざする方はいないでしょうが、忙しくなるとついついやってしまいがちです。
では、どのように対応するのがよいでしょうか?
・おもらししても「おしっこ出たねー!すごいねー!」と褒める
・淡々と素早く掃除する
オムツ以外でできたことを褒めます。とにかく褒めます。
褒めない子育てという方法論もありますが、シンプルに褒めてあげましょうよ!できたんですから。
そして、お掃除は淡々と当たり前のことをするだけ。
いつおもらししても大丈夫!という環境にしておけば、さほどストレスにはなりませんよ。

ポイント
できないことができるようになるには失敗がつきものです。どんと構えて見守ってあげましょう。
トイレに行きたがらない
これもあるあるです。
我が家の長女もイヤイヤ!なときはあります。

そんはときに我が家ではやんわりと声かけします。
「かわいい(かっこいい)おねえさんパンツが汚れちゃうけどいい?今濡れちゃったら、もう今日は履けないけどいいかな?」
「◯◯ちゃんが大好きな△△がトイレで待ってるよ。会いに行ってみない?」
など。
しつこくなりすぎないように、あの手この手で誘ってみます。
これで大抵はうまく行きますが、うまくいかないときもあります…
どうしてもいやがる
どうしても嫌がるときは、無理強いはしません。
焦る必要はありません。
「今日は気分じゃないんだね!じゃぁまたおねえさんパンツが履きたくなったら教えてね。」
と、その日はおむつにして過ごします。
いやがるにはその子なりの理由があるはず。
意志表示が出来そうなら理由を考えて代弁してあげてください。
「トイレが怖いのかな?」
「おまるでするの恥ずかしい?」
など、原因がわかれば対策できます。
一方的に理由を決めつけて、無理矢理トイトレを進めることは避けましょう。
ポイント
決して無理強いはせず、嫌がる理由を一緒に考えてあげましょう。
まとめ:焦りは禁物!子どものペースを最優先

今回は、トイトレを最短で成功させる方法を説明してきました。
ただし、これを読んだみなさんは決して焦らないでください。
成長発達のスピードが一人ひとり違うように、オツムはずれのタイミングも異なります。
今回ご紹介した方法はすべて真似する必要はありません。
読んでいて共感できたところだけをピックアップしてください。
トイトレ・オムツ卒業までの道のりは長くかかることですから、
少しでもママパパは気持ちを楽に・前向きに取り組んでいきましょう!
我が家の長女もまだ完全にオムツを卒業したわけではありませんので、
ゆっくり取り組んでいこうと思います。
みなさんも、一緒に取り組んでいきましょうー!
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