
いつ始めたらいいの?
どのように始めればいいの?
このようにトイトレ(=トイレトレーニング)について、悩んでいるママパパは多いはず!
今回はそんなお悩みに体験談を交えてお答えします!

かつての私は心配しすぎて、生まれた直後からトイトレについて調べていたほどです。
しかし私の心配をよそに、長女は1才9ヶ月でトイトレに成功!
この記事では、そんな我が家で実践した「トイトレ」についてお伝えします。
1才から始めるトイレトレーニング
詳細については後述しますが、
ベストなトイトレのスタート時期は「歩き始めたら」です!
タイトルに「1才から始める」と書いたのは、だいたい歩き始めるのが1才が多いためです。
実際、私の娘は0才10ヶ月で歩き始めたので、その時期からトイトレを始めています。

1才から始めるトイトレ=プレ・トイトレ

え、早くない?
そんな早くから始めるのは大変じゃない?
そんなことありませんよ!

1才頃から始めるトイトレは本格的なものではなく、
トイトレをスムーズに始めるための準備段階です。
つまり、言うなれば「プレ・トイトレ」でしょうか。
この方法を0才10ヶ月から実践していた娘は、1才9ヶ月でトイレに成功しました!
もちろん、おむつ外れの時期には個人差があります。
早ければいいというわけではありませんので、焦る必要は全くありません。
ただこれから紹介するポイントは、トイトレをスムーズに進めるためにとても有効な手段です。
トイトレに悩んでいる方に、ぜひ試してもらいたいポイントを紹介していきます!
どうぞ最後までお付き合いください。
巷で耳にするトイトレ情報ーその1ー
トイトレは2才になる夏から始めるべき?
巷でよく聞きますよね。
でも、これってほんとなのでしょうか?
そもそもなぜこんな風に言われるのか説明します。
たまひよの記事によると、
2・3歳の夏は、トイトレに適した時期。その理由は3つ! ①夏は薄着で、用をたすときズボンなどが脱ぎやすい ②暑くて汗をかくから おしっこの間隔があきやすく、トイレに誘うタイミングがつかみやすい ③失敗しても、洗濯ものがすぐに乾くから、です。
出典:たまひよ
だそうです。
つまり夏は季節柄「始めやすい」というだけであって、夏にこだわる必要はどこにもありません。
逆に夏にトイトレをしなくては!と焦って、
何の準備もしないまま始めてしまうほうがキケンです!

大人の都合で始めてしまったために、子どもがトイレを怖がってしまうかもしれません。
子どものトイレに対するネガティブな感情を取り除くのには時間がかかり、
おむつ卒業への道のりは、ますます遠ざかってしまいます。
ポイント
急がば回れ。
トイトレ成功への最短ルートは事前準備が肝心です。
巷でよく聞くトイトレ情報ーその2ー
トイトレを始める目安がある
これもよく聞く情報です。
pal systemにわかりやすい記事がありましたので引用します。
(1)月齢が18カ月以上になっている
出典:pal system
(2)おしっこの間隔が2時間以上空く
(3)うんちとおしっこの違いが分かっている
(4)簡単な言葉の指示がわかる
(5)自分でパンツを脱ごうとする
(6)おもちゃであそんだり、絵本を読んだりするときに5~10分は座っていられる
たしかに、これはトイトレを始める目安にはなります。
実際、当時1才9ヶ月だった娘は(2)以外はあてはまりました。

本格的なトイトレをいつ始めたらいいかな?と迷う方は、これを参考しても良さそうです。
ただ、個人的には(2)の間隔が2時間以上空いているは,気にしなくてもよいと思っています。
2時間の間隔でない場合は、単純にトイレに行く頻度が高くなるだけですから。
我が家はトイレの間隔が1時間弱でもスタートしました!

ポイント
本格的なトイトレは子どもの身体的・精神的な準備が整っていることを確認してから始める。
子どもを置き去りにしたトイトレはNG
ただ、ちょっと待ってください!

いくら、上記の(1)~(8)を参考にしたところで、みなさんはどうやって始めますか?
いきなり、はい、じゃぁトイレ行ってみよ~!となりますか?
それでは少し急すぎる気がします。
トイトレを始める基本的な土台ができていたとしても、大切なのはスタートの切り方。
ポイント
子どもの気持ちを無視して始めるのではなく、子どもの気持ちに寄り添って始めましょう!

1才から始めるトイトレの具体的な方法
では、いよいよ「プレ・トイトレ」の方法をご紹介します!
「プレ・トイトレ」の方法
- トイトレの心構え
- トイレの絵本を読む
- 歩き始めたらトイレに一緒に行く
- 歩き始めたら「セパレート」の下着・ウェアを着せる
- お風呂でおしっこをしたら褒める
トイトレの大前提、心構え
プレ・トイトレで1番大切なことは、
トイレに対して楽しい!嬉しい!というプラスのイメージを子どもに持ってもらうこと!
このポイントを忘れてはいけません。
そのためにまずは、ママパパがトイトレについて前向きな気持ちを持ちましょうね。
トイトレに使うアイテムを揃える時から楽しい雰囲気を出しましょう。
子どもと一緒に選んでみるのもおすすめですよ。

ポイント
これから始まる新しい習慣が楽しいもの、ポジティブなもの、という雰囲気作りを忘れない。
トイレの絵本を読む
もともと読み聞かせが習慣の我が家。
その流れでトイレに関する絵本を加えただけです。
トイレに関する絵本はたくさんありますが、我が家ではたった2冊の絵本だけ。
この2冊で効果があったかは微妙ですが、少なくともオムツ以外でおしっこをすることは伝わったはず。
なぜ2冊しか読まなかったのかというと、理由は単純。
私があまり読みたいと思える絵本に出会えなかったからです。
娘が読みたがる絵本の他に、私が読みたいと思える絵本しか読まないことにしているので、
結果としてこの2冊だけになりました。
この2冊の他にもおすすめがあれば、ぜひ教えてください!

ポイント
好きなら読めばいい。気が進まなければ無理する必要はなし。
歩き始めたらトイレに一緒に行く
これは、後追い対策として始めたことでしたが、トイトレにもよい効果がありました。
- トイレへの抵抗感がなくなる
- おしっこはトイレでするものだと教えられる
- トイレは怖い場所ではなく、大人も使う当たり前の場所であることを認識できる
10ヶ月から歩き始めた娘。
私の姿が見えなくなると、すぐに察知して探し回ります。
そして見つからないと泣き出すので、最初は仕方なくトイレに連れて行くことにしました。
最初は不思議そうにしていましたが、
いろいろお話しながら時間を過ごすと、そのうち娘も慣れて、トイレが当たり前の存在になりました。
そのまま毎回トイレに一緒に行くようになり、そのうち着いてこなくなりました。笑
ポイント
後追いが始まったらゆっくりトイレに入ることは諦める。
歩き始めたら、下着は洋服はセパレート
これは、『モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!』に書いてあったので実践しました。
本当は赤ちゃんらしいロンパースをいつまでも着せたいところですが、ぐっと我慢。

セパレートを着せる理由は、自分で脱ぎ着しやすいようにするため!
これは本格的なトイトレが始まる時に活きてくる項目です。
が、プレ・トイトレの期間から導入することをおすすめします。
自分で脱ぎ着できるようになるまで時間がかかるので、早いうちから脱ぎ着の方法を見せておくことは有効ですよ。
ポイント
子どもが「自分でできる」ことを優先しよう。
お風呂でおしっこしたら褒める
おむつ以外でおしっこできたことを褒めてあげてください!
「おむつ以外でおしっこするのは気持ちいいね~!」など
ここで決して「も~!」なんて怒ったり、不愉快な表情はしないでくださいね。オムツ以外でおしっこをしたらだめなんだと、子どもは思ってしまいます。

これから何度でもするだろうおもらしを失敗体験にしないためにも、
オムツ以外でおしっこができたことを褒めてあげましょう!
ポイント
どこでおしっこをしても大成功!という気持ちでいること。
子どもに選んでもらった補助便座・おまるで遊ぶ
まず、トイトレで使うアイテムは子ども自身に選んでもらいましょう
まだ意思表示がはっきりできない時期だと思うので、親がある程度誘導することが必要になります。
しかし、最後は子どもが自分で選んだと思えるようにするとベストです!
我が家は好きなキャラクターものにしました。

なぜなら、トイレに誘う時に「〇〇(娘が好きなキャラクター)」に会いに行こう?」という声かけをスムーズに行なうため。
性能が優れたものやシンプルなデザインのものもありますが、それはあとからでもよし。
最初はトイレに来てもらうことが重要だと考えて、キャラクターものにしました。
続いて、補助便座やおまるで遊んでみましょう!
アイテムに慣れておくことで、実際に使用する際に抵抗なくまたがってくれるはずです。
我が家の補助便座は娘が好きなキャラクターというだけあって、買ってきてからしばらくは大興奮で遊んでいました。

またがったり、運んでみたり、完全に新しいおもちゃでした。
そしてしばらくリビングで遊んだある日、トイレに持って行き、服を着たまま座らせてみると、
何の抵抗もなく、怖がることもなく、すんなり座ってくれました!
逆に補助便座を気に入りすぎて、引き剥がすほうが大変でした。笑

ポイント
トイトレのアイテムを生活に馴染ませよう!
まとめ

いかがでしたか?
今回は本格的なトイトレをスムーズに始めるための「プレ・トイトレ」のポイントをご紹介しました。
プレ・トイトレのポイントおさらい
- トイレは明るくて行きたくなるような場所にする
- トイレは当たり前の存在であることを伝える
- ママパパが前向きな気持ちで取り組む
- オムツ以外でおしっこできたら大成功!
この記事でご紹介した方法はどれも決して難しいことではありません。
普段の生活の中に少しずつトイレに関する情報を増やしていけば、
トイレを怖がったり抵抗したりする可能性は限りなく0に近づきます。
例えばあなたもいきなり「今日から未開拓地に行って生活してください」と言われても、
「そこは安全なのですか?帰ってこれますか?」
と不安になりますよね。
でも事前に知らされていて、ちゃんと情報があれば、心構えができますよね。
子どもも同じです。
全く触れたことがなければ、子どもにとってトイレは未開拓地そのものです。
ぜひご紹介した方法を取り入れて、子どもの不安を取り除いてあげてください。
トイトレ成功のコツはトイトレを始める前にあり!
子どもの気持ちに寄り添って進めていきましょう。
トイトレの続きの記事はこちらからどうぞ!↓
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